7年後

先日から時々取り上げております三池炭鉱の宮原坑です。7年前の写真ですが、手前が三池鉄道の廃線跡。

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そして、世界遺産になり雑木や雑草が取り払われすっかり綺麗になった7年後の姿です。

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時系列が逆のようでしょう?。それにしても、枕木がPC枕木で立派なものであることが意外でした。こんなの草の中に隠れていたのね。

この2枚の写真は同じアングルで定点撮影を試みたわけではなくて、適当に撮った2枚目の写真を1枚目の写真に合わせてトリミングして何とか定点撮影っぽくしてみたのでありました。

定点撮影と言えば、愛妻とボクを同じ様なポーズで毎年毎年撮り続けると良いかも知れないなあ。子供がいたら絶対そうするだろうなあ。
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これはテクノではないけど

高橋幸宏氏の曲の中で一番のお気に入りはコレ。

---ここから過去記事再掲---

高橋幸宏氏のファースト・ソロ・アルバム『サラヴァ』(当時は「高橋ユキヒロ」名義)の中の「ミッドナイト・クィーン」に最近またはまっています。

ユーチューブにアップされているので、これを毎日数回聴いています(LPは持っているけどCDは持っていないので、ユーチューブにアップされたときは嬉しかったYo!)。

結局、高橋幸宏氏のソロ・アルバムの中では『サラヴァ』が一番イイとこの歳(いくつだ?)になると思います。高橋氏のロマンティストとしての面が強く出ていて痺れますね。

愛妻にも聴かせようとするのですが・・・。


---再掲ここまで---

LPだけ持っているアルバムがユーチューブでフルアルバムとしてアップされていると本当に嬉しいね。

ボク大丈夫

最近、高橋幸宏の『WHAT, ME WORRY?』をユーチューブで繰り返し聴いています。

LPを買って愛聴していたアルバムですが、CDを買わなかったので、しばらく遠ざかっていました。

しかし、ユーチューブにアップされているのを知って、懐かしくなって聴いてみたら、再びハマってしまったのであります。

テクノなのですが、とてもロマンティック。テクノとロマンの融合にかけては高橋氏の右に出る人はいないのではないでしょうか?(高橋氏には『NEUROMANTIC(ロマン神経症)』というアルバムもあるよ)。

収録曲の「SAYONARA」が特に良い。ユーチューブなので愛妻との食卓でかけられないのが残念だな。まあ、食卓の傍のステレオにiPod Touchをつなげば良いだけの話か。

さらに2年前

一昨日の写真のさらに2年前の同じ場所です。右の建物が変化していないので基準にしてね。

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2年後に訪れた時(一昨日の最初の写真)は、少し雑木や雑草が取り払われて線路が見えるようになったんだね。

同付近を同じ時に別方向から撮った写真を貼った過去記事再掲だ。

---ここから過去記事再掲---

不定期更新に変えた筈でしたが,知らない間にいつものペースになっています(1日2回更新の日も無いわけではありませんが).

ブログだけでなく,年度末締切の仕事を早く終えて,生活のリズムも元に戻さないとと思います(どうしても愛妻を巻き込んでしまいますしね).

ところで,「春休み」って,「休み」ではなく実質マイナスでした.睡眠時間が学期中よりもかえって減った感じがします.睡眠時間を削るのは本来愚の骨頂ですので,もう少し時間の管理をきちんとしないとと猛省しています.

それにしても,年々時間が経つのが早くなり本当に嫌になります.昔は深夜といえば時間が無尽蔵にあり,徹夜すれば,結構な時間が確保できたような気分になりましたが,最近はすぐに「底が尽きる」という感じです.

愚痴ってばかりいても読者は楽しくないでしょうから,久しぶりに廃線跡の写真でも一枚貼り付けておきましょう.

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藪の中に微かにレールが見えます.三池鉄道の跡ですね.DPL的には,痺れる風景ですが,多くの読者には「?」かも知れません.


---再掲ここまで---

このレールももう無いんだ。

今宵はピンクの湯に浸かって思い出に浸るのだ

さて、今日は勤務校の卒業式でした。

いつものようにゼミ生との涙のお別れです(表面的にはともかく、心の中で泣いているのだよ、ボクは)。

と言うわけで、今宵はピンクの湯に浸かって、ゼミ生との思い出に浸るのだ。

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愛妻と一緒に入ったかは内緒(うふふ)。

これも5年後

今日は勤務校の通信教育部の卒業前夜祭に参加してきました。

通信教育で大学や短大を卒業するのは本当に大変なのですが、並々ならぬ努力を重ねられて無事卒業される皆さんの晴れやかなお顔を見ていると本当に嬉しくなります。とにかく、おめでとうございます!

さて、今日の話題です。

レールが残る廃線跡です。ちなみに、先日の西濃鉄道とはまったく違う場所です。

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しかし、5年後に再訪してみますと・・・すっかり様子が変わってしまいました。

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かつて線路があったことなど、予備知識がなければ想像もできない風景です。

これは実は三池鉄道の跡なのです。宮浦坑と宮原坑の間ですが、もう少し進むと勝立坑に向かう支線との分岐点があったはず。

三池炭鉱が世界遺産になったときに、三池鉄道の跡も構成遺産になりましたので、ココもそのまま保存されていると思ったのですが、違いました(三池炭鉱が世界遺産になる前に整理されてしまったのかな?)。

ついでに、三池鉄道の廃線跡を取り上げた初期の過去記事を再掲しましょう。冒頭の写真のさらに2年前です。

---ここから過去記事再掲---

ここ数日変な天気が続いていますね.冬と春が場外乱闘している感じです.DPLも愛妻も「寒いの大嫌い!」なので,本当困ります.早く春に勝って欲しいな.

さて,今日は廃線ネタです.下の写真をご覧下さい.

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藪の中にレールが見えます.3月のある暖かい日(今日よりずっと)に,三池炭鉱の遺構を調べに行きましたが,宮浦坑から宮原坑へ歩いて移動する途中に偶然見つけました.「何となく匂いがする」ということで藪の中を覗いてみた次第です.

これは,以前にその支線の駅を紹介したことがあります三池鉄道の廃線跡です.三池本線の宮浦駅と万田駅の間に相当するようです(以下の写真もすべて同じ区間).

藪を抜けると,こんな感じ(ちなみにDPLは藪の中は歩いていません.廃線跡を横目に見ながら並行する道路を歩きました).

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上の写真のように少々大きな道路とクロスしますが,そこから先はレールは撤去されています.

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でも,踏切の跡などでは,レールがアスファルトに埋もれて残っていたりもします.「痺れる」風景です.

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下の写真の煉瓦作りの建物は三池炭鉱宮原坑の捲揚機室の遺構です.その背後の櫓は第二竪抗櫓の遺構です.炭鉱遺構の手前の小道が廃線跡です.

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廃線跡はこのまま万田坑へと向かいます.

この時は,DPLはあくまでも炭鉱の遺構に関心の焦点があり,廃線跡を丹念に歩いて調べる時間はありませんでした.炭鉱の方も是非再訪したいのですが,今度はもう少し廃線跡の方にも焦点を当ててみたいと思っています.

それにしても,この日は3月とは思えない暖かさでした(4月とは思えない寒さの中で写真を改めて見ると変な感じです).


---再掲ここまで---

現在は、宮原抗の付近の藪(最後の写真)もすっかり取り払われて(まるで発掘したかのよう)、当時の様子が判るようになっています。

電子書籍と紙の書籍の使い分けが悩ましい

キンドル小僧になってしまったワタクシですが、紙の本の良さを忘れたわけではありません。キンドルで読書していて、「ああ紙の本だったら」と時々思わないでもありません。

たとえば、小説を読んでいて、登場人物の名前や属性を忘れてしまうことがあり(特に長編)、紙の本ならパラパラ前の方をめくってみて何となく確認することが出来るのですが、電子書籍ですと、これが意外と難しい。

もちろん、電子書籍には検索機能があり、電子書籍の利点ではあるけど、こういうような場合はかえって面倒であります。

だからと言って、文庫本を何冊も持ち歩くということは、電子書籍の携行の便利さを知ってしまった今は、心理的に困難です。とにかく、一旦知ってしまった便利さは捨てられないのだ(この便利さを知らない紙派の愛妻が時々羨ましくなります)。

以上のような難点は感じつつも、小説は(全集を揃えようと思った作家以外は)もうキンドル一択なのですが、小説以外の本は、今でも「どちらにしようか」迷います。

何度も読み返している(読み返しそうな)本ですと、紙と電子版の両方を最近は買います(例えば、『ミクロ経済学の力』、『ファスト&スロー』『サピエンス全史』『銃・病原菌・鉄』と言った話題の良書や『世界鉄道史』(ただしキンドル版は英語)などなど)。

愛読書になることを自分で確信できる本は、とにかく紙と電子版の両方を迷わず買うので問題は無いのです(出費は以前よりかさむけど・・・)。問題はそうではない場合。

再読なしの可能性が高いけど一読しておいた方が良いものや、賞味期限のありそうな本(時事解説やPC関係のマニュアル本)は電子版オンリー(場所塞ぎ対策)、再読したり引用したりする可能性があるものは出来れば紙で欲しいのですが、この判断が難しく、いつも悩んでしまうのさ。

皆さん、どうしているのかな?


まあ、しかし、以前は出張前に、空き時間用の本を鞄がパンパンになるくらい詰め込んだものですが(活字中毒の禁断症状対策ね)、キンドル端末に3桁の冊数が入っている今は、この作業が不要になったのが電子書籍利用の最大の利点でありますねえ。

5年後の姿

以前出したことのある貨物ホームの現状です。

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ホーム以外のものはすべて撤去され更地になっています。

さて、ここは・・・と言うわけで、5年前の状況をレポートした過去記事を再掲しましょう。

---ここから過去記事再掲---

所用で外出した帰りに,通りかかった閉店間際のお店で,手提げバッグを買いました.ランチバッグに使えそうなサイズのピンクの花柄です.衝動買いです.もちろん,愛妻弁当を入れるつもり.また写真は,そのうち紹介します(今日は写真が間に合わなかったよ).

さて,久しぶりに鉄道ネタを.

昨年末にも紹介しました西濃鉄道昼飯線(廃線)の終点・昼飯駅(廃駅)付近の荷役用ホームです.

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良い感じにレールが残っていますね.少し角度を変えて,もう一枚.

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草に埋もれる錆びたレール・・・痺れます.

昼飯駅の駅舎はここよりずっと先にあるのですが,一応ここは昼飯駅構内にあたると思います.実はこの先で一旦レールは途絶えまして(もともとはあったんだけど,撤去され舗装されています),しばらく距離を置いて再びヤードが広がります(以前に紹介しました写真ね.その1その2).

この昼飯駅に関しましては,まだまだ紹介したい写真がありますが,いずれまた.


---再掲ここまで---

良い雰囲気だったんだけどなあ。消えた順番で言いますと、左側の廃屋群がまず撤去されました。そして、レールが取り外されました。

冬に逆戻りかと思ったけどそれほどでもなかった今日

さて、以前のワタクシの愛読書だった下條信輔著『サブリミナル・マインド』(中公新書)のキンドル版をダウンロードしました。

もう20年くらい前の出版ですが、何度読んでも面白いのであります。と言うわけで、いつも側に置いておくために電子版も購入したのさ。

ところで、この本については、以前にこのブログで少し触れていました。その過去記事がコレ。2011年7月の記事です。

---ここから過去記事再掲---

土曜日は,朝一から会議で,午後はFDの集会でした.世間は,連休初日かな?

さて,DPLが「活字中毒」であることは,以前にも書きました.読む本は,大抵は,書店で衝動買いです.今日も,会議が終わってから,隙間時間に生協で新書を2冊衝動買いしました(著名な社会学者が経済成長を論じた珍しい本と,またまた行動経済学の入門書).

このように,ふらりと入った書店で衝動買いが多いのですが,最近はネット上の情報に頼ることもあります.色々なサイト(主に個人のサイト.やはり,研究者が多いかな)を参考にしますが,紹介されている本に,ほとんどハズレがないのが,守一雄氏のサイトです(守氏は,心理学者で東京農工大学教授.ちなみに,守氏の著作のファンですが,面識はありません).

守氏の個人サイトの中に,「DOHCコーナー」と銘打ったコーナーがあり,これがなかなかなのです.
http://www.avis.ne.jp/~uriuri/kaz/dohc/dohchp-j.html

ちなみに,「DOHC」は,「年間百冊読書する会」の略だそうです.月1で,「これは絶対面白い」という本を,守氏は紹介されています.DPLは,このコーナーを毎月楽しみにしておりまして,紹介されている本を早速買いに走ったりします.

名著『サブリミナル・マインド』(下條信輔著.中公新書)もこのコーナーで知りました.守氏の「東大教養学部の教室に座って講義を聴いているつもりで本を読み進めていくと、本当にいろいろな心理学の分野の研究から、確かにこの中心的なドグマが浮かび上がってくる。普通の新書の5割増しの厚さであるが、読み終わるのが惜しいと感じる本である」という評価に惹かれて,早速読んでみました.

なお,ここで言っているドグマとは,「人は自分で思っているほど、自分の心の動きをわかっていない」という主張ですが,守氏の書評の導きによって,この本に出会えたことはラッキーでした.その後,ラマチャンドランの『脳の中の幽霊』を読み進めるきっかけにもなりました(この本ももちろん「DOHC」の中で紹介されています).

守氏が心理学者なので心理学や脳科学の本ばかりが紹介されているかと言いますと,そうでもなくて,むしろそれ以外のジャンルのものの方が多いくらいです.ちなみに,今月は,港かなえ『告白』(双葉文庫,2010年)が紹介されていました(しかも,文体模写で!).

『告白』は松たか子主演で映画にもなりましたし,この本自体,2010年の文庫売り上げランキング第1位なのですが,いつもの天の邪鬼DPLならば,そんな本には絶対に手を出しませんが,「守氏が薦めるなら」というわけで,早速,大学からの帰り道に購入してしまいました.

なるほど実に面白く(人気のある小説ですから,ストーリーを知っている方も多いかも知れません),原稿書きの合間に一気に読んでしまいました.守氏が「DOHC」で取り上げなければ,この面白さを知る機会は永遠に訪れなかったでしょう.

今日は「DOHC」の話ばかりになりましたが,他にもDPLが信頼している書評サイトがありますので,また紹介します.それにしても,「新聞の書評欄って何か面白くないなあ・・・」と思います.「これは」と言った個人のサイトの方がはるかに的確で面白かったりします.モチベーションの差なのかな.

ところで,愛妻がまた用事で不在だったのですが,今日帰って来ます(やった~).ちょっとご機嫌DPLです.


---再掲ここまで---

『告白』を購入して読んだことは、この過去記事を読み返すまで忘れていた(汗)。再読したくなっちゃったじゃないか(ストーリーは完全に忘れております)。書斎を探してみよう。

田川伊田駅の地下通路

田川伊田駅の地下通路です。

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こういうの何となくボクは好き。

ところで、田川伊田駅と言えば、以下のような過去記事がありました。

---ここから過去記事再掲---

先月,旧「三井田川炭鉱」の「伊田竪坑櫓」を訪問するために降り立った「田川伊田駅」で,愛妻に電話をかけるためにホームの端っこに向かって歩いているときに,下の写真のような駅名標を見つけました.

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この「田川伊田駅」(福岡県田川市)は,1982年までは「伊田駅」を名乗っていました(1895年に豊州鉄道の駅として開業した時から「伊田駅」です).「田川」が付いたのは町村合併の絡みですが(お隣の「後藤寺駅」も同時期に「田川後藤寺駅」に改称),それはとりあえず置いておきましょう.

とにかく,駅名改称から30年近くが経過しているわけですが,「死んだ」筈の駅名が,まるで幽霊のようにこの世に蘇ってきたわけであります.何となく「伊田駅」の「怨念」のようなものも感じてしまいますね.

ところで,この駅名標,見ての通り,JR九州の標準タイプとは異なり,旧国鉄タイプです.これ自体珍しいわけでありますが,この駅名標のあるホームが,JR九州から切り離された第三セクター「平成筑豊鉄道」専用ホームにあることも関係しているのかも知れません(しかし,JRの方のホームの駅名標は確認しませんでした).

地名も駅名も歴史の産物なので,軽々しく改名して欲しくないDPLとしては,シャッターを押さずにはいられなくなった次第です.

大学が移転した後も駅名を変えなかった「都立大学駅」や「学芸大学駅」を見習って欲しいなあ.


---再掲ここまで---

しかし、この看板、何度見てもおどろおどろしいなあ~。

ブルーバックスと言えば

ブルーバックスと言えば、良書が多いのですが、ボクがとりわけ良書だと思うのがコレ。

---ここから過去記事再掲---

「ついに講談社のブルーバックスKindle版がぞくぞくと出始めてる!」というhoskw先生のツイートに誘われて、名著の誉れ高い佐藤信『推計学のすすめ:決定と計画の科学』をダウンロードしてしまいました。

もちろん、紙バージョンは持っており、昔読みました。農学系の学部に所属していた前任校時代は、学生にも薦めました(そう言えば、著者の佐藤信氏は農芸化学の分野の人ですね)。恥ずかしながら統計学の教師でしたしね。

書斎の片隅に眠っているはずですが、発掘するのが面倒なので(最近、ちょうど読み返したいと思っていた)、試しにKindle版を購入したという次第。

お値段は紙版と同じ903円。「出版社により設定された価格です」だそうですが、この価格設定何とかならないものか・・・。それに、可変レイアウトではなくて、紙の物をスキャンしただけ(活字も汚い)。自炊レベルの品質。

iPod touchやiPhoneでは事実上読めません(まったく読めないことはないが、一々拡大する必要あり)。「この品質でこの値段はないだろう」というのが正直な感想であります。

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まあ、しかし、内容は素晴らしい。天下り式の数式は一切使わずに、統計的仮説検定の考え方が脳に染みわたるように工夫されています。このあたりの芸は、教育で給料をいただいている身としては見習わないといけないなあ。

ときどき、統計学ユーザーの間で「理屈よりも実践」という姿勢が目立ち(統計学の学習で実践から入るのも悪くはありませんが程度問題)、「理解しないまま統計パッケージを機械的に使っているのでは?」と疑わせるような研究報告に接することがありますが、そういう人に本書を薦めたいのであります。

ただ、まだ持っていない方には、Kindle版の品質が悪いので、紙バージョンの購入をお勧めします。新書だから軽いしね。それにしても、本書の出版は1968年です(!)。この間絶え間なく版を重ねているところが本書の実力を示していますね。

ところで、上の写真は同書をiPadで開いて、Nexus7の内蔵カメラで撮影しました。Nexus7の内蔵カメラの初仕事です。カメラの性能は今一つかなあ?まだ人物写真を撮影していないので、今度愛妻を撮ってみよう(研究用だからもちろん試し撮り)。


---再掲ここまで---

物理の本などと比較すると一寸地味かも知れませんが、何度も言いますが良書です。

ブルーバックス2000冊突破なのか

今日(2017年3月18日)の『日本経済新聞』朝刊の読書欄(29面)「活字の海で」(近藤佳宣)から。


「科学をあなたのポケットに」を発刊の言葉として1963年に創刊した講談社ブルーバックスが、通算2000冊を突破した。世界的にも珍しい科学の新書シリーズで、累計発行部数は7300万部にのぼる。(後略)

2000タイトルですか・・・凄いなあ。

ボクは、ブルーバックス少年でしたが、高校生の時に繰り返し読んだ(眺めた)のがコレです。

---ここから過去記事再掲---

何となく秋の気配を感じるようになってきました(「まだ油断できないぞ」とも思いますが).夏が終わるのは寂しいですが,一方で本格的な秋が待ち遠しくて仕方無いDPLであります(一年中で秋が一番散歩に向いていると思います.愛妻と色々歩きたいな).

さて,今日は,DPLを学問の世界に誘った一冊をご紹介しましょう.アメリカ数理科学研究委員会が編集した本で,トポロジーを専門にする数学者・本間龍雄氏が監訳された『数理科学の世界』です(写真).

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見ての通り,ブルーバックスの一冊です.以前にもDPLがブルーバックス少年であったことを書きましたが,中でも高校生の時に繰り返し繰り返し読んだのが本書です(手垢でもの凄く汚くなっています.表紙はまだマシですが).

前半は数学の話題が中心ですが,途中から応用色の強い内容になります.例えば,第11章は『数理言語学とはなにか』というタイトルで,数学の言語学への応用を解説しています.「言葉の研究に数学が使えるのか!」と当時高校生のDPLは素直に驚きました.

また,第12章は『素粒子の謎を追う』という物理への応用,第13章は『分子のトポロジー』という化学への応用の話題で,十分理解したとは言えませんが,何となく興奮した覚えがあります.物理への数学の応用は,高校物理からの類推で,読む前から何となく想像がつきますが,化学にトポロジー(位相幾何学)を応用するのは意外な話で(高校化学は全然数学的ではありませんしね),とても興味深く読みました(「眺めました」が正しいな).

第14章は医学や生物学への数学の応用の話で,『数学と生物医学』というタイトルでした.数学と生物学の組合せは,数学と化学の組合せ以上に,当時のDPLにはピンと来ませんでした(今だったら,例えば,数理生態学やバイオインフォマティクスなどを真っ先に思い浮かべますが).この章では,神経繊維行動の微分方程式などが紹介されていました.読んで初めて生物学への応用のイメージが少しだけ持てました.

第15章と第16章は社会科学への応用の話.第15章は『社会科学の求める数学』というタイトルで,線型計画法,ゲーム理論,グラフ理論,マルコフ連鎖などが扱われていました(どちらかと言えば,社会科学というよりもオペレーションズ・リサーチだな).この章は例があまり適切ではなくて,社会科学に数学を応用する「御利益」を正直それほど感じることが出来ませんでした(極めて「限定的」という感じでした).

第16章は『経済学における数学の役割』というタイトルで,執筆者は何とローレンス・R・クラインでした(ノーベル賞を受賞した経済学者ですね).マクロ計量モデルの他(クラインですからね),産業連関分析も紹介されていました.これは面白かったし,「なぜ経済学に数学が必要か」もよくわかりました.この章が無くて第15章だけだったら,「社会科学はつまらないものだ」と早合点してしまったかも知れません.

第17章以降は,主にコンピュータについての話題です.『数値解析とコンピュータ時代』『コンピュータで二次方程式を解く』『コンピュータ・サイエンス』などがそのタイトルですが,分からないなりにワクワクするものを感じました.コンピュータが神格化されていた時代ですし.

この本を読んだ高校生DPLは,「そうか!どんな分野に進んでも,数学からは逃げられないんだ!」と早合点してしまいました.前にも書きましたように,DPLは農学部に進学しましたが,理系学部と思って覚悟していたのに数学があまり出てこなくて拍子抜けしたりもしました.

まあ,農学部の講義であまり数学が出てこないと言っても,農業土木とか農業機械の分野は別です(これらは工学ですから).それから,統計学の巨人で実験計画法の父であるロナルド・フィッシャーが農事試験場の研究員だったことからわかりますように,統計学に関して言えば,農学とは縁が深いですけどね.

それは兎も角,この本はDPLの学問への「憧れ」を醸成してくれました.経済学(DPLは今は経済学部の所属です)の世界では数理的アプローチを得意とする人が少なくありませんが,DPLはそれには該当しません.しかし,この本がDPLの職業人生に与えた影響ははかり知れません.今さらの話ですが,中高生の頃の読書は大切だと思います.暇があれば携帯電話を開いている人々を見ますと,「勿体無いな」と心の底から思います.

書誌データ
http://www.amazon.co.jp/dp/4061177982


---再掲ここまで---

読書離れが叫ばれる中で、ブルーバックス健在というのは嬉しい限り。

ちなみに、ボクが一番最近に買ったブルーバックスは、石村貞夫著『結果から原因を推理する 「超」入門 ベイズ統計』です。『日経』の竹内薫氏の書評(3月16日夕刊)を見て、キンドル版を先週ダウンロードしました。

野菜クイズ

これは何でしょう?何かの動物の乳房みたいに見えるけど・・・前にも出したようなクイズです。

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答えは大根であります。簡単でしたねえ。袋に入れたたまま失礼します。

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こちらは、可愛いので買ったレタスです。クイズではありません。

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ついでに、過去記事から似たようなクイズを再掲しましょう。

---ここから過去記事再掲---

何やら白い物体が写っています.

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人の手足でしょうか?つるつる白い肌という感じです.しかし,大根のようにも見えます(人の足でも大根に見えることもありますけどね).

もうちょっと引いてみましょう.じゃ~ん.

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これは茄子ではありませんか!今が旬の白茄子です.ちょっと涼しげで,暑い日にはピッタリかも知れませんね.

この後,愛妻が焼き茄子と漬物にしてくれました.焼き茄子にしますと,本当に白い肌の人が日焼けした感じの色になります.

お味の方は,普通の茄子より癖がありませんが,良い意味での癖もありませんので,DPL的には普通の茄子の方が好みです.

しかし,先ほども書きましたように,視覚も大事ですから,この季節には良いのじゃないかな.


---再掲ここまで---

大根だと思ったでしょう?

廃線跡に文部科学省

この写真は、三池鉄道の廃線跡で撮りました。

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世界遺産になると文部科学省の境界標が建つんですねえ。廃線跡を色々と歩いてきた人間から見ますと感慨深いものがあるなあ。

さて、この境界標から遠くない場所を取り上げた過去記事がありますので、再掲しましょう。

---ここから過去記事再掲---

蒸し暑い日が続いています.暑くなると食欲が落ちる人も少なくないようですが,お陰様でDPLも愛妻もますます食欲旺盛です(でも太らないんだな,これが).冷房なしでも,すぐに眠りにつくことが出来るのも,一寸自慢です.兎に角,今年も夏バテには二人とも縁がないのであります(寒いのだけはまっぴらご免だけど).

ところで,最近,再び廃線から遠ざかっています.ちょっと欲求不満気味です.阪和貨物線の跡に行きたいのですが,そんな余裕がありません.

と言うわけで,また以前の写真を眺めることで我慢しましょう.今日,ご紹介しますのは,以前取り上げました三池鉄道の廃線跡に残る踏切の痕跡です.この春に,三池炭鉱の宮浦坑から宮原坑まで歩いて行く途中で見つけたものです.

こんな感じ.レールが剥がされた典型的な廃線跡と踏切跡の組合せです(この写真,以前も出しました.でも,これよりも小さい写真でした).

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この先に進みますと宮原坑,さらには万田坑があります.全部鉄道でつながっていたんですね.

同じ踏切の反対側です(下の写真).左の方に進むと宮浦坑に至ります.

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上の写真も以前出しましたね.

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踏切って,廃線後も結構残り易いんですよね(道路の改修があると一気に無くなってしまいますが).特に,その前後のレールが撤去されていても,踏切内のレールはそのままになっていることが多いのです(剥がすためにはそれなりにコストがかかりますからね.コスト節約のための放置です).DPLが踏切跡に魅了される理由の一つです.

ああ,また廃線跡に行きたくなってきた.困ったな.

---再掲ここまで---

過去記事の写真はまだ世界遺産になる前です。この時は草ボウボウで結構荒れていましたが、世界遺産になってからは、廃線跡も綺麗に除草されてすっかり整備されました。先日の万田駅だって、草の中に埋もれていたんだからねえ。

結構気に入っています

これは、愛妻の持ち物ではなく、ボクの物。

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何に使っているかと言うと、パソコンのキーボードの隙間の埃取りなどに愛用しているYo!

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結構気に入っています。

ホワイトデー

ホワイトデーなので・・・と言うわけでもないのですが、白い苺を買ってきました。

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2つの苺が一体化しています。ボクと愛妻のようでありますね。

廃駅のある風景(その23)/三池鉄道妙見駅

先日紹介しました万田駅のお隣の駅が妙見駅です。万田駅のガッチリしたホームに比較しますと、ちょっとボロボロ。

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対向式2面2線のホームでしたが、上の写真のホームのお向かい側がこちら。

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全体像であります。

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何でボロボロかと申しますと、ホームの骨組みは何とレールなのだ。非常に簡易な構造のホームなのですね。部分的には、錆びたレールの骨組みだけになって、一見するとホームとは判らなくなっているところもあります。

さて、「廃駅のある風景」は最近は過去記事と何故か組み合わせています。と言うわけで、特に理由もなく今日も過去記事を再掲します。前回も貼りました西原駅ですが、西原駅の回は1回では終わらなかったんだよね・・・と言うわけでその続きです。

---ここから過去記事再掲---

最近の愛妻との話題は,暖かくなった「春」のことばかり.本当に心待ちにしています.年々,「春よ来い」という気分が強くなるような感じがします.

さて,今日は一昨日,なぜかアップできなくて紹介し損ないました三池鉄道西原駅跡の写真を貼りましょう.

西原2_convert_20120325220954

相対式ホームであったことがよくわかりますね.上の写真は万田坑の方向,下の写真は三池港の方向を撮影しています.

西原5_convert_20120325221508

石積みの重厚なホームです.

西原3_convert_20120325221146

下の写真のホーム右側に,国鉄荒尾駅方向に分岐する支線が走っていました.

西原4_convert_20120325221331

この日は生憎の雨でしたが,翌日,雨が上がってから再度訪れています.雨は嫌ですし記録写真の撮影には支障もありますが,廃駅には雨が似合うような気もします.


---再掲ここまで---

妙見駅と比べると西原駅は随分と立派だなあ。

ツイッターを読んで色々と反省する

「積読荘の住人」氏のツイッターを読んでいましたら、以下のようなツイートがありました。
https://twitter.com/tsundokulib/status/839602790217326593


戦前だとおもうが、農学部の先生が、代かきした田んぼとしない田んぼのあいだで、育った稲に品質収量等有意差が出ず、ベテランの農家のおっちゃんに頭下げて「代かきの理由を教えてくれ」と。そしたら「土が固いと田植えで手がすぐ痛くなる」と。手を動かさないと思考から抜け落ちることはある

この話はボクの記憶の中にもあって、確か、それを農民に確認したのは当時の東京教育大学農学部(今は無い)の菱沼達也教授だったと思います(戦前ではなく戦後だな)。菱沼氏の著作『私の農学概論』に出てきます(おっちゃんじゃなくておばちゃんだったと記憶。ソースが違うのかな?)。

ボクが菱沼氏の著作を読んだのは、農学部の1年生の時でしたが、この代かきのくだりは非常に強い印象があります。いつもは読んだ本の内容はすぐ忘れてしまうのですが・・・。愛妻にも語ったことがあるよ。

菱沼氏の著作からは農学を学ぶ者の心構えを色々と教えて貰いましたが、研究者になってからの自分を今さらながら振り返ると反省することばかりだなあ。

これは良いことを聞いた

オッカム氏(アメリカ合衆国建国史の研究者だそうです)のツイッターを読んでいましたら、次のようなツイートに遭遇しました。以下引用です。
https://twitter.com/oxomckoe/status/699971833337028608


書斎や研究室に読みもしない本が大量に必用である理由は、書棚の本というのは部屋の主人が把握できない量になったときに始めて創造力の源泉となるから。大量の本はすべてその時々の問題関心から収集されている。部屋の主人はかつてと異なる問題関心から書棚を物色し、必用な本を発見する。これが独創。

これは良いことを聞いた感じ。愛妻にも読ませたい(彼女は別にボクの書物買い集め癖を非難したりはしてないけどね)。

トロッコ

線路好きにはたまらない風景です。

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ここは、三池炭鉱の宮原抗の構内。

以前は、ごく限られた日しか公開されていなくて、外から竪坑櫓を眺めたことしかなかったのですが、世界遺産になってから毎日公開されており、ワタクシも先日初めて構内を見学させていただきました。

万田坑やこの宮原坑だけでなく、最近は三川坑も公開されているようです。ただ、三川は、平日は非公開で行けなかったので、そのうち再訪を果たしたいな(いつも一人だけど、世界遺産になったことだし、たまには愛妻連れで行くのもいいかも知れないなあ~)。

廃駅のある風景(その22)/三池鉄道万田駅

これは世界遺産の駅跡だ。

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三池炭鉱の万田坑の最寄り駅である万田駅の旅客ホームです。島式の1面2線だったようです。貨物が主体の路線ですから旅客施設は脇にやられている感じ。

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基本的に途中駅なのですが、三池港からの旅客列車はすべてここで折り返していました(万田から先の宮原方面へは貨物だけ)。

万田坑の最寄り駅ではありますが、この旅客ホームは万田坑からは少し離れた宮原寄りにポツンとあります(貨物ヤードは、もちろん、万田坑に隣接)。ホームの周囲は農地で集落からも離れています。

ついでに、同じ三池鉄道の西原駅を取り上げた過去記事を貼りましょう。

---ここから過去記事再掲---

また寒くなりましたね.愛妻と早く暖かい「春」を感じたいなあ~.

さて,以前,三池鉄道の西原駅跡に残る灰皿を紹介しました.しかし,肝心の西原駅の遺構の全貌の紹介はまだでした.と言うわけで,今日は「廃駅のある風景」シリーズの一環として西原駅跡を紹介しましょう.

西原駅は,三池鉄道の駅の中では,宮内駅などと並んで残存状態の良い駅です.ホームは相対式2面2線でした.ただ,2面のうち1面は,本線と国鉄荒尾駅に通じる支線に挟まれる形でしたので(支線側には柵があり,乗降には使用していません),ちょっと見は,島式ホームに見えないこともありません.

下の写真は,平行する道路からホームに上がるための階段です.

西原1_convert_20120325175833

ホームが2面分確認できると思います.

あと数枚写真をアップしようとしましたが,なぜかうまくアップできませんでしたので,続きはまたの機会に.


---再掲ここまで---

当然でしょうけど、階段の形とか良く似ているよね。ホームの配置は異なるけど。

読み直しています

カーネマンの『ファスト&スロー』とユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』を読み直しています。こういう本は何度読んでも良いと思います。

どちらも、経済学部生にお勧め

ところで、このブログで、カーネマンの著作に触れているのは。2013年の1月が最初だなあ。

---ここから過去記事再掲---

正月三ケ日も今日で最後。愛妻とDPLは既に日常に復帰しております。

さて、昨年末に届いたKindle Paperwhite、すっかり気に入りまして、活字中毒者DPLは、既に手放せなくなっています。このところ、毎日のように書籍をダウンロードしています。

「この本、欲しい」と思った時に、タイムラグなしに書籍を入手できるのは、危険な便利さであります。本当、「危険」だなあ~。

ちなみに、直近でダウンロードしたのは、カーネマンの『ファスト&スロー』と五木寛之『青春の門』。

前者は、行動経済学に興味がある人には必読の話題の書物。とても面白いので、またそのうち「青年の書評」で取り上げましょう。

後者の『青春の門』は、私の青春の愛読書で、文庫版を全巻揃いで持っていますが、どこでも持ち運べることが魅力で、Kindle版も購入してしまいました。再び隙間時間に読み直しておりますが、またはまりそうだなあ。

特に、最近は産業考古学に関心がありますので、「筑豊篇」の風景描写にいろいろ再発見があり、楽しい。そう言えば、昨日の話題も筑豊でした。

今年は、読書スタイルが大きく変わりそうであります。


---再掲ここまで---

キンドル初心者の頃ですねえ。今ではダウンロードした書籍が多過ぎて、目的の本を探すのが大変。書斎や研究室の本の山から背表紙だけを手掛かりに紙の本を探す方が速いのではないかな(汗)。と言うことで、従来の紙の本の本棚&背表紙というシステムはなかなかのものだと再認識。

「自分が賢くなった」と錯覚させられてしまって困る

時間調整で立ち寄った書店で、思わず衝動買いの一冊。

宇宙_convert_20170307160154

これは絶対面白いよね。書店に平積みになっていたということは、売れているんでしょう?

前にも書いたけど、最近、面白い科学啓蒙書が増えたよね(この本のように宇宙論とか特に)。

ついつい仕事を脇に置いて読んじゃうということでも困るのですが、「自分が賢くなった」と錯覚させられてしまうことも困るなあ~。せいぜい、受け売りは愛妻の前だけにしておこう。

前にも書いたけど、啓蒙書が面白かったからと言って、物理の専門書を調子に乗って買ってしまうとまったく歯が立たないんだよねえ。

『鬼平犯科帳』も第5巻に突入だ

キンドル端末に全巻入れて、ちびちび大事に読んでいる池波正太郎の『鬼平犯科帳』ですが、第5巻に突入しました。

「一日一話だけ」と制限しているつもりですが、そうすると、計算が合わないなあ~(出張の時の車中でうっかり読んじゃったからなあ(汗))。まあ、いいや。とにかく、あと20冊あるから、しばらくは楽しめます(しかし、全部で135話だから、半年も持たないね)。

それにしても、鬼平が京都に行ったときの話など、東海道やその宿場についての記述が、わりと詳細で楽しかったな~。もちろん、江戸の町の描写も素晴らしいよ(でも座右に江戸の地図が必要だね)。

まだ、愛妻との食卓の話題にはしていませんが、そこそこ複雑な盗賊の人間関係など、愛妻に話したくてうずうずしているよ。

廃駅のある風景(その21)/小倉鉄道東小倉駅

線路に向かって下りていく謎の階段です。

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ここは、JR小倉駅の東側で、線路は鹿児島本線のもの。

実は、この階段の先に、東小倉駅の旅客ホームがありました。東小倉駅は現在は貨物駅ですが、以前は日田線(現在の日田彦山線)の終点で旅客扱いをしていました(目の前の鹿児島本線に乗り換えは出来ませんでしたが・・・)。

日田彦山線の前身の小倉鉄道が開業させた駅なので、一応ここでは、「小倉鉄道東小倉駅」としておきます。

それにしても、この階段、随分と急ですが、実は先日、もっと急な階段を持つ廃駅を訪問しましたので、そのうち、ここでレポートします。

さて、この「廃駅のある風景」というシリーズ、20回目の「有田鉄道下津野駅」(2015年2月の記事)で止まっていましたので、2年ぶりです。この間、廃駅を取り上げていなかったわけではないと思いますが、要するにシリーズの存在を忘れていたのだ。

仕切り直しの意味も込めて、シリーズ第1回の記事を再掲いたしましょう。2010年3月だよ。

---ここから過去記事再掲---

新シリーズ「廃駅のある風景」です.当初,「廃駅の風景」という名前にするつもりでしたが,既に使われていましたので残念ながらこの名前です.

廃墟にモデルを立たせる一部の写真家のように,「廃駅に愛妻を佇ませると良いかな」と,ふと思ったりしますが,廃線探索には愛妻を基本的に伴いませんし,それに公開出来なくなりますね.

さて,第1回は熊本県荒尾市にありました三池鉄道宮内駅の遺構の紹介です.三池鉄道は三池炭鉱の石炭輸送用の専用鉄道として開業し,その後地方鉄道となり,再び専用鉄道になりました.宮内駅は原万田から平井に向かう玉名支線(1985年廃止)の途中駅です.

三池炭鉱の万田坑の遺構に行くことが目的で荒尾市を訪れましたが,この場所に駅の遺構がかなり状態良く残存していることを事前に知っていましたので立ち寄ることにしました.下の写真のように実際に状態が良いです.

宮内1_convert_20100325010935

宮内2_convert_20100325010959

宮内3_convert_20100325011042

一面一線の単純な配線だったようです.駅跡の周辺が新興住宅地になっているのが意外でした.

炭鉱と鉄道は切っても切れません.荒尾市内や大牟田市内には炭鉱の遺構と共に石炭輸送用鉄道の遺構も多く残っています.石炭輸送だけで無く,炭鉱で働く人やその家族の足でもありました.駅跡に佇みながら往時を偲びました.

---再掲ここまで---

そう言えば、三池炭鉱も専用鉄道の跡も世界遺産になりましたですねえ。

良い話

昨日話題にしました本の著者の田崎晴明氏(物理学者)のツイッタ-を読んでおりましたら、次のようなツイートがありました。
https://twitter.com/Hal_Tasaki/status/837954556617084929


アメリカのかなり有名な数学者が 60 歳になったので研究分野を変えようと言って本当に(数学だけど)それまでの専門とは別の分野をゼロから学んで研究を始めたという話があった。かっこいい。

良い話だなあ~。ボクも見習いたいけど、それまでの業績が素晴らしいからカッコイイのであって、ボクの場合は本業がショボいから、同じようなことをしたら相当に格好悪いことになりそうです。

まあ、60歳はまだまだ霞んで見えないような先の話ですが、それまでに「専門を変えるなんて勿体ない」と回りから言って貰えるように本業の業績を積まないと思うのです(と愛妻にも言いました)。

さて、今日は、原稿を一つ仕上げた。月末締切(2月じゃなくて3月よ!)なのに、もう仕上げてしまったということで、自分で驚いているよ。でも、これって、別の仕事の逃避なんだよねえ~(汗)。

すぐ影響されるボク

経済学者にして数学エッセイストの小島寛之氏のブログを読んでいましたら、「経済学者がこぞって読むべき物理の本」として推薦されていたのが、この本です。
http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20170218/1487402631

IMG_0721_convert_20170303212013.jpg

写真があると言うことは、要するに、小島氏のブログに刺激されて、すぐ購入してしまったということなのであります(汗)。

このシリーズ、「大学中級およびそれ以上の学生・研究者のために」なんて書いてあるのですが、「物理の素養がないボクが読んでも大丈夫かな?」と買ってしまってから急に心配になってきました(3672円支払ってしまったし・・・)。

でも、著者の田崎晴明氏は、ボクが愛読している数学の教科書(ネット上で草稿が公開されているもの。後述)の著者だし、「はじめに」になかなか痺れることが書いてあります。

と言うわけで、ちょっと無理してでも読むつもり。

ちなみに、田崎氏の数学の教科書について言及した過去記事はこちら。

---ここから過去記事再掲---

午前中は胃のレントゲン撮影でしたので,朝食抜きでした.と言うわけで,例によって愛妻弁当特大版を「待ってました!」とばかり昼休みに食し,ご機嫌に午後を過ごしました.

さて,今日の話題です.今更の話ですが,ネット上には「どうでもよい」書き込みが散見される一方で,極めて有用な情報も少なくありませんね.たとえば,十分市販可能なクオリティの書籍類が無料でポンと置かれていたりしまして,本当に「宝の山」だと思います.

そんな中での最近のお気に入りが,学習院大学・田崎晴明教授(理論物理学)が無償公開されている数学の教科書です.

http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/index.html

題して『数学-物理を学び楽しむために-』.日々成長している書物で,「暫定版」と銘打っています.2012年3月現在で610頁もある大著です.

ちなみに,この書物のことは,以下のサイトから知りました(著名なプログラマー中村正三郎氏によるなかなか知的刺激に満ちたサイトです).

http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/#wabijo

さて,肝心の教科書の内容ですが,田崎教授のサイトに「前書き」からの引用が示されていますので,これをさらに以下に引用しましょう.

これは、主として物理学(とそれに関連する分野)を学ぶ方を対象にした、大学レベルの数学の入門的な教科書である。高校数学の知識を前提にして、大学生が学ぶべき数学をじっくりと解説する。最終的には、大学で物理を学ぶために必須の基本的な数学すべてを一冊で完全にカバーする教科書をつくることを夢見ているが、その目標が果たして達成されるのかはわからない。今は、書き上げた範囲をこうやって公開している。
詳しい内容については目次をご覧いただきたいが、現段階では
  ■ 関数や収束についての基本(2 章)
  ■ 一変数関数の微分とその応用(3 章)
  ■ 座標、ベクトル、線形代数(5 章、6 章)
  ■ 常微分方程式(4 章、7 章)
  ■ ベクトル解析(8 章)
の各テーマについては、ほぼ完成しており、市販されている(優れた)教科書に匹敵する品質になっていると考えている。これらの分野について学習する方、また、講義や演習を担当される方は、本書を教科書・参考書として用いることを検討してみていただきたい。(前書きより)
(引用ここまで)

田崎教授は,これからも,改訂を続けられるようです.さらに,完成のあかつきには出版も企画されているようですが,嬉しいことに出版後も無償公開を続けられるそうです(でも買いますよ!).

それにしても,田崎教授は「太っ腹」だ.早速,愛用のREGZAタブレットに入れて,通勤の電車の中や隙間時間にちょこちょこ読んだりしています.

タブレットの中も色々お気に入りの書物が貯まってきまして,最近,何となく幸せなのであります^_^.


---再掲ここまで---

ところで、この過去記事を書いたのは2012年ですが、この時は、ボクはiPadじゃなくて東芝のタブレットを使っていただんだなあ~(感慨深いなあ~)。

新しい銀座その後

朽ちかけたアーケード街の写真を一枚。

CIMG0278_convert_20170302210948.jpg

実は、この場所については、以前に紹介したことがあります。以下の「新しい銀座」と題した過去記事です。

---ここから過去記事再掲---

○○銀座という名の商店街は全国津々浦々で見かけます.皆さんのお近くにも一つぐらいは在るのではないでしょうか?

ところで,3月14日の記事で大牟田市の商店街の紹介をしましたが,この大牟田の地でも「ふれあい新銀座」商店街なるものを見かけました.下の写真です.

新銀座1_convert_20100322051838

大牟田駅と新栄町商店街の中間あたりに存在します.東京の銀座に対しての「新」と言うよりも,近くにあるもう少し大きな「銀座通り商店街」を意識しての「新」だと思います.多分.

昭和の香りがプンプン漂ってきますね.これで人が歩いていてくれれば,風情があって,それなりに良いと思ったりもしますが,「ふれあい」という言葉とは裏腹に,人影がまったく見えないのが何とも侘びしい.悲しみの感情さえ覚えます.これでも土曜日の夕方です.

新銀座2_convert_20100322051903

この商店街をじっと見ていましたら,愛妻が待つハート庵に早く帰りたくて仕方なくなりました.


---再掲ここまで---

過去記事の写真は2010年春の風景です。そして、冒頭の写真は同じ場所の2017年2月の風景なのです。

「ふれあい新銀座」の看板が消えています。これは、どうしたことでしょうか?

ただ、別の入り口には今も看板が残っています。

CIMG0225_convert_20170302211635.jpg

内部はこんな感じ。屋根の骨組みは木造ですよ。

CIMG0227_convert_20170302211654.jpg

今回、およそ7年ぶりに商店街の中を1往復してみましたが、やはり、ちょっと何とも言えない暗い気分になりました。崩壊が進んでいるようにも感じました。ここに貼るのは躊躇われる写真も少なくありません。

しかし、以下のURLの記事で書かれているような活動が行われていることも知りました。

http://omuta-yeg.jp/2016/05/22/1021

https://www.facebook.com/events/668681066631861/

この商店街が見捨てられているわけではないことを知って、少し嬉しくなったなあ。

さて3月

愚痴っていても始まらないので、3月は心を入れ替えて頑張ります!

具体的には書きませんが、それにしても、我が愛妻は偉いと思うなあ~。

今年もおおよそ6分の1が終了

昨日も書いたけど、なんでこんなに時間が経つのが速いんだ。

人生、急流に逆らって上流に向けて泳いでいくような感じ(あまり上手い例えではないけど)。もちろん、急流は時間の流れ。これに逆らうように進まないと、何も残せないという感覚。気を抜けば流されて直ぐに人生終了だ。

短い人生の中で、無茶苦茶多くの業績を残している人(研究に限らず色々なジャンルで)って、タイムマシンでも使っているのではないかと思ってしまったりするなあ。

と言ったようなことを愛妻に愚痴っていたら、もう2月も終わりではないか!
プロフィールなど

Author:プリティラヴ博士(DPL)
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いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
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DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

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