FC2ブログ

あれ?これもだ

昨日、半沢直樹に触発されて池井戸潤氏の『ロスジェネの逆襲』と『シャイロックの子供たち』を読んだ話を書きました。そして、初めて池井戸氏の小説を読んだようなことを書きましたが、ハート庵の書棚を確認しますと、同氏の『架空通貨』 (講談社文庫)が鎮座しているではないですか!

しかも、積読ではなく、ちゃんと読んでいて、めっぽう面白かった記憶も残っています。ただ、作者の名前を忘れていて池井戸氏が書いたという事実だけがワタクシの頭の中から抜けていたのです。

もともと経済小説は嫌いではないのですが、『架空通貨』は数ある経済小説の中でも傑作中の傑作だと思うのです。その作者が生み出した半沢直樹が面白くないわけがないと、納得してしまいました。要約する代わりに、ちょっと手抜きになりますが、Amazonの商品紹介を引用しましょう。

女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。

どうです?面白そうでしょう?(実際面白いのです)。ワタクシだけかも知れませんが、松本清張の『眼の壁』や『影の地帯』(両方とも大好きな作品)と共通するものを感じました(社会派推理小説っぽいところや、舞台となる山間の町の何とも言えない不気味さをうまく描いている点で)。

もともとのタイトルは『M1』という象徴的なものです(経済小説らしいと言えばそうです)。一般受けはしないと思うけど、ボクは『架空通貨』よりこちらの方が好き。

それにしても、作者の名前を忘れたり、書名を忘れるのは日常茶飯事です(ボケてるのではなくて、読む本が多いからと好意的に解釈してね!)。既に買った本を二度買うという、愛妻も呆れる事故もたびたび起こしますが、『ロスジェネの逆襲』と『シャイロックの子供たち』は二度買いではありませんでした!
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

プロフィールなど

Author:プリティラヴ博士(DPL)
くちびる4_convert_20091214215454
--------
いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
--------
DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

--------
DPLへのメールは,ここ(←メールフォーム)から出してね!


P1020343_convert_20090925225456.jpg

DSCF4284_convert_20100217093716.jpg

一日一回,下のバナーを押して下さいますと,DPLはとても喜びます.

カテゴリ
カテゴリごとのインデックスを頭に付けましたので活用してね!
最新記事
全記事の一覧

全ての記事を表示する

リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
カレンダー(見たい日付をクリック)
<< 08
2021
>>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: