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お正月の読書

年賀状も書いていないのに読書なんてしている場合ではないのですが、やはりお正月ということになりますと、愛妻の作るご馳走の合間に、ゆっくり本でも読みたくなるのであります(もちろん、実際は隙間時間に逃避的に読んでいます)。

今年は、お正月用に2冊の宇宙論の啓蒙書を用意しました。

1冊は、リサ・ランドール『ワープする宇宙』(NHK出版)。もう1冊(上下に別れているのでもう2冊かな?)は、ブライアン・グリーン『隠れていた宇宙』(早川書房)。どちらもKindle版です(前者はハードカバー本も持っていますが、電子版も購入)。

前者は、「5次元時空の謎を解く」というサブタイトルが示しているように、余剰次元を扱った本で、私たちの住む世界は3次元(に時間をプラスして4次元)ではなく、もう一つの見えない次元があるという、素人目にはまるでSFのような話です。しかし、著者はれっきとした理論物理学者です。

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後者は、やはり理論物理学者の手になる啓蒙書ですが、Amazonの内容紹介が本書の魅力をうまく伝えているので、引用しましょう。

量子力学、超ひも理論、ランドスケープ宇宙、ホログラフィック理論……物理学の先端をそれぞれに切り拓いた、あるいはいま切り拓きつつある理論を各々突き詰めていくと、不思議なことに、必ずと言っていいほど「私たちのいる宇宙から見えないところに別の(多くの)宇宙がある」という結論が導かれる。現代はある意味で、「多宇宙の世紀」なのだ。これらの見えない宇宙を実験で確かめるすべは、今はまだない。しかし、これだけあちこちの科学者から報告される多宇宙=多世界=並行世界を、私たちはどう考えるべきか? 科学的な観測事実の裏付けのないものはやはり、物理研究の対象と見なすべきではないのか? いやむしろ、これだけ数学の確固たる裏付けをともなったものはリアルな、実在のものと考えるべきではないのか……『エレガントな宇宙』『宇宙を織りなすもの』で、普通の言葉で先端理論をわかりやすく解説すると定評のある、グリーン待望の本格的科学解説。 (ここまでAmazonの内容紹介の引用。下線は引用者)

それにしても、宇宙論の最前線では、ワタクシなどの想像を絶するような仮説が立てられ研究が進められていることがわかり、読んでいてワクワクします。

啓蒙書を読んでわかったつもりになるのも何ですが、理論物理学の自由な発想に痺れますね(実際の研究は、もっと数学的であり、地味に地道に進められているのはわかっているつもりですが・・・)。

最近は宇宙論の良い啓蒙書が増えましたので、元ブルーバックス少年としては楽しみです。
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いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
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DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

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