FC2ブログ

谷汲線には行けなかったけど

名古屋鉄道谷汲線(2001年廃止)の終点・谷汲駅が、ほぼ現役時代のまま保存されておりますので、ず~っと「行きたい」と思っていたのですが、ついに「この週末にでも思い切って行くか」と決意したのです。

しかし、土曜日は全国的に悪天候で、あえなく断念。まあ、悪天候の中で廃線跡を歩いても楽しくありませんし、愛妻に心配をかけるだけだから、そのうち出直します。

と言うわけで、予習のために古書店から取り寄せた、大島一朗『谷汲線:その歴史とレール』(岐阜新聞社、2005年)を、書斎でときどき眺めて過ごしました(他にもやることがありましたので、書斎仕事に切り替えたのですが、諦め切れずにと言うわけ)。

写真_convert_20141221004810

ちなみに、大島氏は、産業考古学の世界では、レール研究の第一人者として有名な研究者です。

本書は、谷汲線の歴史が過不足なく纏められており、谷汲線跡探訪の予習にうってつけなのですが、圧巻は、第2章のレールの悉皆調査の報告部分です。

レールの調査と一口に申しましても、大島氏は、延べ22km、約2200本(!)のレールの「ロールマーク」を1本ずつ調べられたと言うのですから、頭が下がります(本当に凄い!)。一つの路線のレールをここまで徹底的に調べた例は無いと思います。

そのようなわけで、レール研究の奥深さを垣間見ることができるという点でも、本書は大変貴重なものです。谷汲線には行けなかったけど、本書に出会えたのは収穫でした。
スポンサーサイト



コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

プロフィールなど

Author:プリティラヴ博士(DPL)
くちびる4_convert_20091214215454
--------
いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
--------
DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

--------
DPLへのメールは,ここ(←メールフォーム)から出してね!


P1020343_convert_20090925225456.jpg

DSCF4284_convert_20100217093716.jpg

一日一回,下のバナーを押して下さいますと,DPLはとても喜びます.

カテゴリ
カテゴリごとのインデックスを頭に付けましたので活用してね!
最新記事
全記事の一覧

全ての記事を表示する

リンク
このブログをリンクに追加する
FC2カウンター
カレンダー(見たい日付をクリック)
<< 07
2021
>>
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: