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世界遺産効果

YOMIURI ONLINE(2015年05月06日 01時36分)から。

---以下引用---

「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産登録に勧告されて一夜明けた5日、熊本県荒尾市にある三池炭鉱の万田坑は昨年の5倍を超える1458人が訪れた
(後略)(下線は引用者)

---引用ここまで---

「世界遺産効果」というのは、やはり凄いものですね。関心を持たれるのは大変結構なことなので、余計なことは申しません(昨日は少し余計なことを書きました)。

しかし、今回の三池炭鉱の世界文化遺産登録勧告で、俄かに同炭鉱に関心を持たれた方は、是非、以下のDVDを見て欲しいな~ということで、2011年12月に書いた過去記事の再掲です。

---ここから過去記事再掲---

急に寒くなりました.愛妻が作ってくれるホット・チャイが実に有り難く感じる今日この頃です.

さて,今日は,DPLが繰り返し繰り返し鑑賞しているドキュメンタリー映画を紹介しましょう.

熊谷博子監督の『三池:終わらない炭鉱(やま)の物語』です.2005年の作品で,下の写真はそのDVDのパッケージです(販売元: 株式会社シグロ,DVD発売日: 2008/05/30).

三池129_convert_20111202151630

内容は,三池炭鉱をめぐる人々の栄光と苦難の歴史を,関係者の証言を中心に綴ったものです.特典として,今も残る三池炭鉱の遺構群の紹介映像(『三池炭鉱近代化遺産の集大成』)も収録されており,産業考古学に関心を持つ人にも有益なものとなっています.

Amazonの内容紹介を引用しましょう.

1997年3月30日、日本で最大の規模を誇った三池炭鉱は閉山しました。でもその歴史を、「負の遺産」と言うひともいます。囚人労働、強制連行、三池争議、炭じん爆発事故・・・。過酷な労働を引き受け、誇り高くやまに生きた男と女たちの証言を聞き続け、七年がかりで完成させました。勇気をもって命がけで生きること。そのひたむきな力。今さらではなく、今だからこそ未来への思いを込めて伝えたい。 150年以上にわたる、三池炭鉱の歴史に、初めて正面から向き合った映画です。
(http://www.amazon.co.jp/dp/B0019R26P0)

DPLは,産業考古学研究の一環として,昨年春に初めて現地を歩き,その遺構群に圧倒されたことがあります(このブログでも一部紹介.現在,再訪を計画中).そして,その過程で,このDVDの存在を知りました.

熊谷監督の「三池炭鉱の廃坑跡に足を踏み入れたその瞬間です.地底から,働いていた人の声が本当に聞こえたような気がしました」という言葉が印象的でした.

感性の鈍い人間には,「産業遺産」は単なるオブジェに過ぎず,何も語ってくれません.接する側の感性が試されているとも言えるでしょう.「自戒」のために,これからもこの映画を何度も繰り返し鑑賞したいと思っています.


---再掲ここまで---

自分は「感性の鈍い人間」であると自覚していますので、本当に「自戒」のための再掲でもあります。
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いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
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DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

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