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小池滋編『英国鉄道文学傑作選』が来た

「この本買ってなかった~」と急に思い出して、古本屋に注文していた小池滋編『英国鉄道文学傑作選』(ちくま文庫、2000年)が到着しました。

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素敵な表紙であります。ワクワクしますね。名著『英国鉄道物語』の著者で、鉄道史に造詣が深い英文学者・小池滋氏が編者であります。編者としてこれほどの適任者はいません。

ディケンズの作品が入っているのは勿論ですが、小説だけではなくワーズワースなどの詩も収録されています(愛妻と違って無粋なボクは詩は苦手だけど)。

ただ、詩の中で気になったのがアドルストロップ駅(現在は廃駅?)を舞台にしたエドワード・トマスの「アドルストロップ」という作品。冒頭部分だけ引用しましょう。

「そう、覚えている、アドルストロップ、という/駅の名前を。ある暑い日の午後/乗っていた急行列車がふとその駅に/停まったからだ。六月の末のことだった。」(後略)(p.205)

訳者の沢崎順之助氏の解説に「アドルストロップという小さな駅についても、数十年前にその路線が廃止されていまは文字通り名前だけになってしまったが」(p.207)と書かれているのですが、古い鉄道地図と現状を対比させると路線は残っているみたいなんだけどなあ。

ただアドルストロップ駅はこの路線上には現時点では見当たりませんので、廃駅であるのは間違いないようです。

まあ、作品を鑑賞するに際して、こんなことは拘るべき点ではないと思うのですが、路線が残っていて駅だけ廃止された場合と、路線も駅も無くなってしまった場合ではボク的には「味わい」が違うので、気になってしまうのであります(こんなことが気になるのは「オタク」だけか)。
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いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
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DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

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