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ねじりまんぽ二題

先日のこのブログで、英国のねじりまんぽを取り上げましたが(コレね)、「ねじりまんぽ」について何の説明もしないまま書いてしまいました。

知っている人はもちろん知っているわけですが(当たり前)、知らない人は「なんだそれ?」状態だと思いますので、念のため、「ねじりまんぽ」を説明した過去記事を再掲することにいたしましょう。

---ここから過去記事再掲---

「ねじりまんぽ」っていう言葉を聞いたことがあるでしょうか?産業遺産に関心のある方ならお馴染みですが,一般の方は「なんだそれ?」って思われるかも知れません(愛妻は知っていました.建築史の講演で聴いたみたい).

一寸,説明の手抜きをしまして,『ニコニコ大百科』から引用しましょう.

ねじりまんぽとは通称であり、正式には斜拱渠(しゃきょうきょ)・斜アーチと呼ばれている。通常、拱渠等のアーチ部に煉瓦やコンクリートブロックを用いるときは、まっすぐに積むのが普通であるが、鉄道線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合などに、アーチ部を斜めにねじって積まれることがあった。(中略)ねじりまんぽは、日本では30例ほど確認されており、コンクリートブロック製の六把野井水拱橋を除いてあとは煉瓦拱渠・煉瓦アーチである。なお、コンクリートによる構造物が発達する大正時代以降の構造物には見られない。逆にもっとも古いものは、東海道本線下に明治初期のものが存在する。
(http://dic.nicovideo.jp/a/ねじりまんぽ)

DPLが撮影した写真で,実例を見ていただきましょう.

ねじり1_convert_20110416025318

ねじり2_convert_20110416025404

大体雰囲気がつかめましたか?

トンネルの壁面を真横から見ると下のような感じです.

ねじり3_convert_20110416025426

それにしても不思議な感じです.煉瓦の積み方って,改めて奥が深いと思います.

ちなみに,3枚とも折尾駅前に残存する旧西鉄北九州線折尾高架橋の遺構を撮影したものです.折尾駅の周辺は,この遺構だけでなく,なかなか面白い物件が詰まった空間ですが,再開発事業による変貌をDPLは恐れています.

---再掲ここまで---

2011年4月の記事ですが、その後、折尾駅舎は解体され、周囲の雰囲気は随分と変わってしまいました。

さて、このブログでは、2012年10月にも、ねじりまんぽを取り上げていました。もちろん、場所は違いますが、ついでに、これも再掲しましょう。

---ここから過去記事再掲---

以前、このブログで「ねじりまんぽ」という煉瓦の積み方を紹介しました(コレですね)。

そのときは、北九州市の折尾駅前に残る旧西鉄北九州線折尾高架橋の遺構を事例にしましたが、京都にもあることを失念していました。昨日紹介しましたインクラインの下をくぐる小さな隧道がまさに「ねじりまんぽ」になっています。

写真はこれ。

P1230463_convert_20121008220649.jpg

坑門ですが、ここからも、内壁がねじりまんぽになっていることがわかりますね。

中に入ってみましょう。

P1230461_convert_20121008223600.jpg

立派なねじりまんぽです。関西に住んでいましたら、真っ先にこちらを紹介するべきでした。

さて、インクラインと言えば、南禅寺がセットになりますね。以前、愛妻と訪れたことがありますが、最近はご無沙汰です。今回も近くまで来ていながら、立ち寄らずに帰宅しました。


---再掲ここまで---

「煉瓦の積み方って,改めて奥が深いと思います」と書きましたが、改めてそう思います。
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いまも愛妻に心のトキメキを覚えるハート庵主人・プリティラヴ博士(DPL)が,皆さまに「愛」の御福分けをいたします.愛妻家および愛妻家ファン必読!過去記事の一覧はこっちだよ.
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DPLのプロフィール:愛妻家,甘党男子,散歩家,鉄道青年,活字中毒者,長髪ピンク野郎,英国かぶれ,農学博士,自称経済学者,大学教授(もと経済学部長),馬術部長(残念ながら乗馬経験はありませんが,象にはインドで乗りました)など.主に大阪周辺をチョロチョロしています.

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